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紅龍的野望

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2005年 03月 31日

猿渡太一の事件簿(後編)

猿渡太一の事件簿(前編)より


思い返せばあの頃からこの島に平和な時間なんてものは、少しもなかったのだ。
この島にいる限り、私たちは島を一年中照らすこの陽射しとは裏腹の不安の中で
いつか潰されてしまうと思っていたのに、結局、清香がこの島を出て、
そのずっと後になって私はこの島を出て、そして、またここに戻ってきてしまった。

「清香はいつもここで何を見ているの?」

秋になると一面に白い大きな花をつける茶畑の丘に上って行くのが習慣だった。
小学生の時の一番の親友は、いつもそこから港をじっと見つめていた。

「船が来るの。おじさんたちからかばんをもらって、そして私もかばんをあげるの。
 春と秋。大事な仕事なの。」

ぼんやりと彼女はそんなことを言った。

「夏樹ちゃんだから言ったんだからね。誰にも言っちゃだめだからね。」

私は子供心にこの親友について気付いている不思議が幾つかあった。
そしてそれは、本人にさえ確認をとってはいけないということを
まだ10歳にも満たない私は気づいていた。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

ウェイトレスの名前は、川上夏樹といった。森尾清香が小学校卒業と同時に島を離れたのに対し、夏樹は島内の中学を卒業し、静岡県の高校を卒業すると、また清香島に戻り、この古い洋館を改装したホテルの従業員として働いているという訳だ。

彼女が仕事を終えるという午後8時まではまだ時間が十分にある。朝食時には機嫌が最低だった猿渡も、次第に活動時間帯に入ろうとしているようだった。朝食を終えたレストランの出口で、猿渡はあのいまいましい小山刑事に、現場検証の写真を見せるよう頼んだ。小山の方では、猿渡の協力は歓迎らしく一もニもなく了承されて、僕たちは小山刑事が宿泊する客室へと招かれたのである。

小山は不器用そうな大きな指で、写真を何枚もベッドの上に広げてみせた。
現場検証に立ち会うことができなかった僕たちには、この写真だけが唯一の現場の証拠ということになる。

「どうですかなぁ。探偵さんが見るとまた違うものが見えるんでしょうなぁ。」

小山は巨体から緩慢な声をあげている。猿渡は神経質そうに、小山が広げた写真をめくっていった。写真にはベッドの上でうつぶせになって血まみれの若い女性が写っている。上半身はキャミソール一枚で、就寝中かその前後であったことがうかがえた。隣で写真を見ていた僕は、猿渡が5枚目の写真を繰った時、「あっ」と声をあげた。猿渡もそこで手を止める。

「何だ、こりゃ」

僕が呟いても、猿渡は返事ひとつせず、こちらを振り返ることもなく写真を見つめている。写真には、森尾清香の腰付近の背中が写っていた。キャミソールが少しめくれ、そこには、小さな赤いタトゥーがのぞいていた。

「森尾家というのは、島内でも随一という裕福な家だったそうですが、お嬢さんっていうのはこういうもんなんでしょうな。はっはっは」

小山の大声は、猿渡には耳に障ることだろう。

「緋色の龍か。これは思った以上に大きな話かも知れないぞ。」

猿渡が僕に耳打ちした。小山は聞こえないのかそれを見て眉をひそめているが、猿渡は小山に構おうとはしない。

「大山さん。さっき森尾清香は失血死だって言いましたね。」
「小山ですよ。小山。いやだなサルワタリさんも。その通りですよ。鑑識は清水署の協力を仰いでいますが、すぐ警視庁から応援が来ます。結果は変わらんでしょう。」
「絞殺の可能性の方は?」
「は?」
「冗談じゃないですよ。この首の痕に誰も気付いていないんですか。絞殺しようとしてますよ。刺したのはそれより後だったに違いない。」

小山は不審そうに猿渡を見た。確かに、一般に言う絞殺死体のように青ざめた大きな絞め痕が残っている訳ではなかったが、猿渡が言うように、それと注意してみればわかる小さな青い痣が写真に写っている。

「首を絞めてから、わざわざ胸を刺しますかね。なんだってそんな二重三重に念を入れますか。こんな細っこい若い娘なんか、絞殺なら絞殺で良さそうなものでしょうが。」
「ひとりでやったとは限らないって訳ですよ。」

吐き捨てるように猿渡が言う。表情は次第に真剣そのものになってきた。

「もう一つ死体を拝むかも知れないな。」

猿渡はぽつりと不気味な予言をした。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
「コーヒーでも飲むか?」

小山刑事の部屋を出てから、外の空気を吸いに一旦はホテルのロビーを後にしたが、僕はすっかり無口になっている猿渡にそう声をかけた。

「おまえのそういう無神経なところは、昔からちっとも変わっていないな。」
「なんだよ。集中して写真を見ていたから疲れているかと思ったんだよ」
「僕はコーヒーより紅茶なんだ。それに」
猿渡が続ける。
「僕がフォション以外に飲むお茶って、観月、お前知ってるか?」
「知らないね」
僕はすっかり気分を害して、 つっけんどんに返事をした。
「畜生。うまい中国茶が飲みたいなぁ…」
猿渡は大きく体をのばして、ホテルの裏から遠くの丘一面に広がる茶畑を見渡した。
そして腕を頭上に大きく広げたまま、僕の方に振り向くとにやりと笑った。

「うまい中国茶だよ。そういうのをチンシャン(Qing Xiang)って言うんだけどな。」
「チンシャン?」
「そう。チンシャン。おまえ、紙持ってるか?」
お互い手ぶらでホテルを出て来たのに、こいつは何を言うんだろう。
「ないよ」
「作家先生がノートも持たずに外出とは、どういうことさ」
「うるせぇな」
「いいか。よく見てろよ。」

猿渡は頭の上にあった右腕を体の前に回すと、空中に、その体には似合わないほど大きく文字を書き始めた。

「さんずいに」
「そうそう。さんずいに?」
「あお?」
「それで、だ」
「かおり?」

「ちょっと待てよ、猿渡」
猿渡はもう一度、僕に向かってあのにやりを繰り返した。
「これでチンシャンだ。」
「清香(きよか)と書いて、チンシャン?中国語じゃそう読むのか?」
「そう。美味い中国茶を形容する時に、そういう表現があるんだよ。」
「ちょっと待ってくれよ。繋がらないな。」

猿渡は納得がいかない僕を見ると、ふぅと大きく溜息をついた。

「隠喩に決まってるじゃないか。どうせアヘンとか芥子(けし)のことだろう。
見ろよ。あの丘一面の茶畑。あれが全部芥子だったらな」
「冗談はよせよ。どこからどう見たって茶畑だろうが」
「今の畑の話じゃない」

今は一面緑に輝く茶畑も、秋には白い椿のような花が折り重なって、全く違う景色に見えていたのに違いない。
そろそろ彼岸だ。伊豆沖の島は半島より更に早く春が来ている。
春分点の辺りを太陽が突く時間になって、猿渡はようやく冴え始めたらしい。
さて、僕もこの話をどう綴ったものか、目を閉じて考えてみる。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

計算違いだった。
ホテルを出たところで、娘の、清香の幼馴染みに出くわしてしまうなんて。
彼らはもうホテルからは出て行っただろうけれど、彼女が、夏樹が狙われないかだけが気がかりだ。恐らく私たちが隠れた場所には気付かなかったはず。川上夏樹が現場近くにいたことには気付いていないはず。そうあってくれと願うばかりだ。

深呼吸をするように息をつく。

娘を手にかけた。娘に手をかけてしまった。
他に何ができただろう。
この家の歴史は私たちで終止符を打つ以外にない。

彼らはここ数週間、何度も私を誘拐して秘密を聞き出そうと、手を伸ばして来た。清香島の観光地化が進み、簡単に島に近づくことができなくなったからだ。一気にこの島に隠された麻薬を取り上げたいと考えたのだろう。そして、恐らく前の取引の時に知った隠し場所から、数年かけて運び出した麻薬が底をついた後、彼らは次の隠し場所にたどり着けなかったのだろう。

もう限界だ。私だけでなく、すぐに娘の清香にも手が及ぶはず。私はまだ清香に本当に詳しい部分の話は何も伝えていない。この島に森尾の一族が隠している次の取引分の麻薬の在処も。それが、一つずつの取引が終わらなければ、次の取引分の在処が決してわからないように巧妙に隠され、島中に散らばっていることも。

これで私から情報を得られなければ、この島の麻薬の所在はすっかり誰にもわからなくなる。この島に人が入れば入るほど、島の中の麻薬の隠し場所は探しづらくなるに違いない。紅龍ももう二度とこの島の麻薬の密売はできなくなるはずだ。

私たち二人がいなくなれば、離婚した夫には手は回らないだろう。いや、それは甘い考えかも知れない。だが彼は何も知らない。森尾の家を継いだのは私だったし、彼には何も知らせないまま、私は島を離れた。無事を願う以外にはない。

涙も出やしない。
多少心臓の鼓動が早くなったと感じるだけで、思考も何もかも不思議なほどに落ち着いている。
いつも通りだ。

あとは

あとは私が私を片付ければいい

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
川上夏樹との約束の午後8時を待ちながら、小山刑事の部屋で、猿渡と僕は事件の続きを話していた。

「森尾っていうのは、兵庫県豊岡市にある古墳と同じ名前なんですよ」

いつ調べてきたものか、猿渡が切り出した。
こいつには昔からこういうところがある。
なるほどね。これだけ島について調べがついて、初めて船に乗ってこの島に来る気になったってわけか。

猿渡が続ける。曰く、

森尾古墳からは1917年の発掘調査で紀元前後に中国で作られた北近畿最古の鏡が出土するほどに、古くから中国との関わりのある土地だったことが知られている。しかしこの北近畿周辺の森尾の名前が一族として歴史に登場するのは、17世紀末に代表越訴一揆で但馬領主に直訴を行った森尾惣五郎の処刑と一族の流刑なのだと、猿渡は言う。当初日本海の孤島とされていた流刑先が、実は伊豆沖の清香島だったとわかったのは、森尾家が自ら密かに系譜調査を行った18世紀末のことのようだ。この時ほぼ同時に、上海に本拠を構えるグループが江戸幕府に海賊として認識されている。赤い龍を旗印にして、「紅龍」として恐れられていた。

一方、清香島では第二次大戦が終結するまで芥子栽培が密かに行われていたと猿渡は言う。しかも上質のアヘンの元となった芥子が。

「1840年のアヘン戦争の頃の中国のアヘンの相当部分がこの島でとれた芥子から作られたはずです。それが『紅龍』の手を伝わって上海経由で中国に流れた。」

そこに仕事を終えた川上夏樹が入って来た。

「芥子栽培自体は昭和の始めには完全にやめてしまっているんです。」
川上夏樹が口を開いた。
「表向きにはね。君たちが知らされているのと情報にズレがあるのは何もおかしくない。」

猿渡の言葉を更に彼女が繋ぐ。
「栽培があったことについては、これは全島事業だったからこの島に古くからいる家族は皆知っています。ただ多くの家は明治末期までには手を引いたと聞いています」
「取引だけが残ったということだね」
猿渡が先を促した。
「森尾家が最後までその取引の部分を仕切っていた。流出量もコントロールして、精製まで済ませたものが未だに島のどこかに隠されているんでしょう。末代までの島での安泰を願ったのでしょうが、こんなものの取引でいつまでも一族が幸せでいられるはずもなかったって訳です。」
「ちょっと待ってくださいよ、サルワタリさん。その取引が未だにその『紅龍』って連中との間で行われていたって言うんですか?」
「サワタリですよ。ああ、まったく」
「紅龍?」
夏樹が口をはさむ。
「何か知っているの?」
彼女は僕の問いかけに、少し考え込んだ。
「検証の時にもう見たのだと思うのですが…」
「赤い龍の入れ墨のことだね」
猿渡が続ける。
「大山さん、政府だって気づいていたはずだ。」
「小山です」
ぶっすりと言う小山を無視して、猿渡は話を進めた。
「平成に時代がかわって15年以上経ってもまだ上海マフィアがこの島の麻薬絡みで近辺の海上をうろついている。この島を一気に観光地化させて、連中を排除しようと目論んだのは、実は国の方策だったのでしょう?」
小山は困ったように押し黙る。
知らなかったのに違いないと僕は思った。
「清香の名前と緋色の龍の入れ墨は、マフィア側への目印です。結婚して苗字が変わることが起きても、その娘に麻薬の隠し場所が伝えられていく。どうですかな。」

「清香のおばあさんも、同じ名前だったと聞いたことがあります」

夏樹が答えたその時、ノックの音と同時に部屋のドアが開かれた。
「小山刑事。海岸に死体が上がりました」
「なに?」
「50代くらいの女です」
「すぐに行く!」

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
その部屋にいた僕たち全員が海岸に着いた時、その遺体は俯せで岩だらけの海岸に打ち上げられた状態のままにされていた。海岸から程遠くない断崖の上に、二人の人間の足跡が残っていたという。

「森尾清香の母親かい?」
猿渡の問いかけに夏樹は頷いた。
「清香は母親の墓参りに帰ると言っていたというが、死んでた訳じゃなかったのか」
小山が言う。
「墓参りじゃなくて、本人に会いに来たんですね」
猿渡が続けた。

「君が知っていることを全部話してくれないか?何か見たんだろう?」
「おばさんとは、清香が殺された晩に会いました」
すっかり顔色が悪くなった彼女が、言葉を選ぶようにしてゆっくりと話し始める。
「ホテルから出て行こうとするところに偶然出くわして。10年以上会わなかったけれど、暗がりでもすぐにわかりました。」

そして清香の母親は、何かに追われるようにして建物の陰に川上夏樹と共に身を隠し、夏樹に自分と会ったことを固く口止めして立ち去ったという。そして別れ際に「私も決して話さない」と謎の言葉を彼女に言い残した。上海マフィアが清香を狙っていたのだろう。送り込まれた人物は恐らくは清香を誘拐して、知っている情報を洗いざらい吐き出させてしまおうという魂胆だったに違いない。しかし、先回りした母親に首を絞められ仮死状態だった清香からは何も聞き出すことはできなかった。そして、母親もまた追ってきたマフィアに狙われたのだろう。もし本当に彼女が口を割らない決意のままであれば、誘拐するために追って来た人物を振り切って海に飛び込んだということになる。

「母と娘が共に死んで、麻薬の在処を知る者が消えて、これでようやく清香島の麻薬取引も終わりというわけですなぁ」
小山が遺体からようやく目を離すとそう言った。
甘いな。
この男、本当に刑事なのだろうか、と僕でさえ思う。麻薬そのものがなくなった訳ではないだろうに。これから先、麻薬の隠された場所の調査が、こんな刑事の指導下でできるとはとても僕には思えない。それに清香の母親が本当に喋らなかったのかどうかは、今となっては誰にもわからない。
「清水にひとり暮らしという父親はどうなるんだ?」
「お父さんは明日の船で到着するってホテルの人に聞いてましたが」
僕の問いに川上夏樹が答えた。
「乗客が船から降りる時に全員確認する必要がありそうだな。たぶん、乗る前にもうやられているだろう」
不吉な事ばかりを口にするが、猿渡が言うからにはそれなりに確信があるのだろう。そこのところは、長い付き合いで僕にもわかる。
「清水に帰ってからもうひと仕事か」
明日船を降りてから、紅龍が関わったに違いない遺体をもう一つ見なければいけないと思うと気が重かったが、そもそも取材旅行に猿渡を誘い出したのは僕の方だった。もう一度森尾清香の母親の遺体に目をやると、ひどい吐き気がしてきた。このまま明日帰りの船に乗れるのだろうか。不謹慎と言われそうだが、気になっていたのは、もっぱらそんなことだったのだ。

海岸に吹く風はひどく生暖かかった。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

「観月先生にはいい収穫になったのかな。」

僕は今回の清香島滞在中、事件や猿渡の推理から、自分なりに書き始めた部分的な記述を既にいくらかノートに溜めていた。そのノートを片手にデッキから離れていく清香島を眺めていると、猿渡が人を馬鹿にしたような声でそう言った。

「お陰様でね。帰ったらうまいこと原稿が進みそうだ。」

と言ったところで僕は猿渡が不信そうにこちらを見ていることに気付いた。
結局、森尾母娘は母親の手による無理心中なのか。

「わかったよ。無理だよ。こんなデカい話、とても僕には書けないよ。参ったね。」
お手上げという風に両手をあげてみせると、猿渡はようやく口元に笑みを浮かべた。
これでもかという程、いやみな笑みを。
「観月には日常の謎がお似合いだよ。」
「こんな話でどうやって日常の謎を書けって言うんだよ。」
「たとえば、清水港に向かっていると思ったこの船がいきなり上海に舳先を向けている、とかはどうかな。」
「ご冗談!」

冗談じゃない。
冗談じゃないが、それもいい。

「行こうぜ、観月先生。もう少し紅龍の実態が知りたくなってきたよ。チケットとホテルを全部手配してくれたら、付き合ってもいい。」
「ご冗談」

僕はもう一度言って、海に視線をくれた。
手をかけたように思った母親だが、結局清香を絶命させることはできなかった。
気を失った清香から最終的に何の情報も取れないことに激昂し、心臓をナイフで突き刺して惨殺したのは、後から追ってきたマフィアの刺客だった。海に向かった母親は、岸壁から投身自殺し、森尾家を断絶させることによって麻薬取引の歴史の幕を閉じようとした。母親の方は本当に喋らずに自殺を遂げることができたのか。



紅龍はまだ諦めていない。
僕はそう直感していた。彼女は話していない。そう感じている。

手を引いた方がいい、こんな危険そうな話。
が、中途半端な真相ではもう引き下がれなくなっている。
猿渡は相変わらず行けるの行けないのと文句を言いながら、紅龍の調査をしてくるはずだ。
しばらくこれでタッグを組むのも面白いかも知れないと、あとから後悔しそうな考えが頭をよぎる。

後悔なんかしていないで、やってみればいいじゃないか。
僕たちが初めて事件に取り組んだあの中学生の頃のように。
猿渡が推理をし、僕はそれを元にでっちあげのミステリィを書く。それだけのことだ。

「紅茶を飲みに行く」

猿渡が背を向けると、デッキから階段を下がって行った。
とんでもない事件だ。
僕はもう一度海風に体を任せながら、遠くに離れていく清香島からいつまでも目を離すことができなかった。


**********第2回上清水賞テンプレ**********
【ルール】
 2人1組で参加する覆面ブロガー同士の、ミステリィ創作作品によるタッグ戦(ダブルス)です。

  参加の流れは、以下の通り。

  1・一緒に参加するパートナーを探す
  2・トラバ作品の導入部(事件編)を受け持つか、解決編を受け持つか
   、2人で相談して担当を決める
  3・前半部担当者が、この記事にトラックバックする
  4・後半部担当者が、前半部の記事に解決編をトラックバックする

1人目は上清水から出されたお題を踏まえて、舞台となる清香島で
事件を発生させて(謎を提示して)ください。
2人目は、その事件の解決部分を書いてください。
前回と違い、前半部が出揃ってから後半部がスタートするシステムではなく、
エントリー期限中に両方ともTBを完了させてください。
前半・後半の同時TBももちろんOK。

なお、ご参加の際にはタッグチーム名も用意していただければ幸いです。
 
 エントリー期限は本日から3月31日(木曜日)23:59までです。
 
 【審査方法】
 ●巨匠・上清水一三六が自ら最優秀作品を選出。
    その他、場合によっては部門賞もあり。
 
 ●参加条件はすべての覆面ブロガーによるチーム。

  「覆面ブログ」の定義は、通常メーンで記事を書いているブログ以外
のブログ。
そして、書いている人間の正体が通常ブログと同一人物であることが
〝バレていない〟と自分で確信していることです。自分でバレていないと
信じていれば、実際にはバレバレでもかまいません(笑)。

  TB人数制限はありません。原則として1チーム1TBですが、パートナーが
異なる場合には別チームとみなしますので、相手を替えれば何作品でも
TB可能です。また、覆面さえ別のものに着け替えれば、中の人同士が
同じ組み合わせでもかまいません。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペお願いします。

 ★会場   激短ミステリィ    
 http://osarudon1.exblog.jp

**********第2回上清水賞テンプレ**********

# by hong_long | 2005-03-31 23:59